はじめに
最近、本をいくつか読んでいるので読み終えたものから感想を綴っていこうと思いまして。
今回は以下の本について書いていきます。Jetpack Handbook!!
元はPEAKSで下記のクラウドファンディングを購入して応援していたですが、残念ながら目標値まで到達できなかったようです。 その案内ととともに、「Jetpack Handbook」の紹介がされていたのをきっかけに購入しました。
この本の対象
本のはじめにも書かれてますが、この本はJetpackの入門をサポートする内容です。 個人的な視点ですが、読んでみて実際に感じたとして以下になるかと思います。
こんな人にお勧め
Androidに関する入門や基礎知識があること前提になっています。 Jetpack気になっている人にはもちろん、Android開発過去にやったことはあってしばらく離れていたけど、最近のAndroid開発について知りたいと感じている人にもお勧めできます。
この本では学べないこと
- Android開発の基礎
- Kotlin入門
- Tips
この本はあくまでJetpackの入門という内容なので、AndroidやKotlinの基礎については触れていません。むしろ、ActivityやFragmentなどのAndroidの開発のライフサイクルやKotlinでの利用が前提で書かれているため、これからAndroid開発自体を始めたいと思っている人は別の本から学んでいくことが望ましいでしょう。
感想
私はJetpackのLiveData、ViewModel、Room、Navigationを使ったことあるのですが、プロジェクトに導入しつつ手を動かしながら掻い摘んで触れていたため、体系的に学びたいと思っていました。そんな私には良い内容で、Githubに挙げられているサンプルも手元で動かして見ることができるため、自分の体験として理解を進めながら学ぶことができます。
また、AndroidDevelopers公式リファレンスやAndroidデベロッパーのブログなど、この本で出てくる内容に対する補足のリンクも貼られているので、理解を深めたいと思うところをそのリンクにすぐ見にいくことができます。いちいち自分でググらなくていいのは嬉しいです。
こういう技術書のいいところは、読み終えた時に「やってみよう」と思わせることだと思っているのですが、この本もまさにその通りで個人的に特にやりたいと感じた物をあげるとRoomやWorkManagerは読んでいる最中から試したいと思わせるものでした。
Jetpackの特徴で、Jetpackの中から機能を個別に導入することができる点があるので、この本から「Navigationをとりあえず導入してみよう!」という読み方もできるはずです。1度にすべてを理解せずとも、自分が気になるところから読んで試していき、理解ができたら「今度はLiveDataを読んでみよう」って進め方もできる内容なので、目次見て気になる内容が1章あれば買うのもありかなと思います。
おわりに
この本でAndroid開発者が増えてくれるといいなー。